精密な加工技術を支える
森田製針所の設備紹介
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スウェージング機/絞り加工機
主な取り扱い寸法は外径φ3.0以下であり、専用治具を用いて加工することで、高精度な寸法で仕上げることが可能です。
加工法について
弊社のスウェージングパイプは冷間鍛造のため組織構成に優れ、切削部品に比べ高強度です。
完成製品の表面は美しく優れた金属光沢をもっているため、内部部品に留まらず外部部品にもご利用いただけます。 -
パンチ穴あけ機
針製品の特徴に合わせて自社開発した自動機により、穴の抜けカスの回収が効率良く行えます。
加工法について
また、パンチ磨耗修正専用治具でパンチの状態を安定させ、寸法精度も向上させています。 -
曲げパイプ用加工機(曲げ機)
曲げ型から周辺機器に至るまですべて社内で設計・製造するため、高品質・短納期・低価格な製品を供給することが可能です。
加工法について
放電針の曲げや医療関係では機械内部品で使用されていたり、弊社ペンシルポイント加工品を曲げて、複雑な部分に液体等を注入、吸引できる針等でも弊社の曲げパイプが使用されている実績があります。 -
自動抜け穴検品機(専用機)
製造の最終段階に、光通過センサーを用いて、穴がきちんと開いているか検査します。
加工法について
また、500本に1本の割合で故意にダミー針を混ぜて「検査機の検査」を行っております。
これまで1,000万本以上生産してきましたが、検査ミスはゼロ。弊社の高いクオリティーの証です。 -
自動切断機
自動切断機
スウェージング加工品や尖頭加工品などの量産品の切断に適した機械を自社開発。
自動供給装置と自動取り出し装置があり、口金および供給口を取り替えることで幅広い寸法の量産品切断が可能です。砥石切断機
多種多様のニーズに対応できる砥石切断機です。
口金の付け替えにより、長尺から短尺(2,000mm~0.5mm)まで切断できます。
また、加工品の切断にも幅広く対応できます。砥石の種類
ワークによって、砥石の材質・粒度・厚み・径を変えることでより美しい切断面になります。
弊社では、切断バリの少ない種類の砥石を使用しています。 -
尖頭加工機
弊社の尖頭加工機は、針先端径20ミクロン以下という高精度の尖頭加工が可能です。
加工法について
マイナスイオン発生針などの超極細針を加工・生産しています。
また、スウェージング加工したパイプの先端を針形状(ペンシルポイント)に加工できるのも特徴です。 -
細穴放電加工機
ペンシルポイントタイプ製品等のパイプ側面に、極小穴(Φ0.1mm~Φ3.0mm)を開けることが可能です。
加工法について
穴位置・穴径は高精度に、また、円形状、楕円形等に穴形状を美しく仕上げることができる他、ドリル方式とは異なり穴開けの際にバリ(ゴミ)や抜きカスが発生しにくく、素材の変形もありません。 -
TIG溶接機
パイプ(外径Φ0.8mm以上)先端を溶解し、球状に仕上げることで封止を行います。
加工法について
また、ペンシルポイントタイプのスウェージング加工製品先端を溶解し、球状に固め密度を均等にすることで高精度尖頭加工が可能となります。 -
真空超音波洗浄機
真空ポンプと従来の超音波洗浄機が一体となった超音波洗浄機。
減圧・常圧の繰り返しにより製品(極細パイプ等)内面にまで洗浄液が入り込み、超音波振動によって汚れを浮かしていくので、効果的かつ強力な洗浄が可能です。 -
バレル研磨機
製品と研磨石とコンパウンドを混合しバレルを回転。その際に発生する摩擦により研磨を行うことで、ステンレス本来の美しい光沢を引き出すことができます。
弊社では、遠心式と回転式のバレルを採用しています。 -
マイクロスコープ
搭載されたカメラで製品を捉え、モニターに拡大像(最大2,000倍)を映し出すことができます。
一般的な顕微鏡と違い、モニターを通して一度に複数の人と情報を共有することが可能です。 -
画像寸法測定器
製品をステージに載せ測定ボタンを押すだけで、製品の各種寸法を同時かつ精密に測定します。
製品加工途中の確認や検査成績表作成等、さまざまな場面で使用が可能です。